2009年8月18日火曜日

登頂を成功させる心得3

心拍数を上げないことが、富士山登頂の最大の心得です。
そのための歩き方は、
・想像以上にゆっくり
・歩幅は小さく
・段差は小刻みに登る(大股で跨がない)

こうすることで、心拍数と乳酸の生産を抑え、体力を温存できます。
概して、多くの方が速く歩きすぎていて、また段差も大股でヨイショと登っていきます。
速く歩いた方が、早く登頂できるし、休憩も長くとれると思うかも知れませんが、実は違います。
速く歩いてしまう人の多くは、疲労の蓄積で中盤から後半にかけて(7合目くらいから)、急激に速度が低下し、本当に辛い山登りになってしまいます。

山は、ゆっくりでも長く歩き続けた方が、早くゴールしますし、疲労も少ない。
こんな格言があります。

「立ち止まればそこがゴール、だからゴールはいつでもおまえの中にある」

これで、富士山事前準備関係のブログは終了しますが(登頂後写真アップします)、ご質問があればご連絡ください。

山中、きっと色々な出来事があると思います。イライラしたり、悲しくなったり、バカバカしくなったりすることがあるかも知れません。

でも、これだけは言えます。

山に登ることなんかよりも、僕らの毎日は困難なことがたくさんある。
きっとそれはRoomtoReadの活動も同じ。
困難に負けて、立ち止まってしまったところが、僕らの限界なのかも知れない。
でも、僕らに限界なんてまだ早い。
だって、やっと初めの一歩を踏み出したばかりだから。
まだ、自分のペースは分らないかも知れない。
だから、焦らずゆっくりと歩いて行こう。
僕らに限界なんてまだ早い。

山本圭一

0 件のコメント:

コメントを投稿